自社ブランドの牛肉生産

有限会社 松山牧場は和牛・交雑牛をメインに肥育している牧場です。

十勝の北部に位置する士幌町は農業・酪農業が盛んな地域です。
西の空には道内で最も標高が高い大雪山系"東ヌプカウシヌプリ"が悠然と構え、四季を通じて目を楽しませてくれます。

自社ブランド「十勝野・心来牛」は豊かな自然の恵み、ゆっくりと流れる時間の中でのんびり健やかに育ちます。
"安心と安全"をモットーに、丹念に愛情をかけて育てられています。

現在哺育から肥育出荷まで約2,000頭。
十勝管内(音更・札内)に系列の牧場が2つあり、同町内と宗谷地方にもそれぞれグループ牧場が2社あります。
松山牧場は、計5つの牧場全体で力を合わせて運営しています。

肥育部門では肉専用種(和牛)・交雑種(F1)・乳用種(ホルスタイン)と多種にわたります。
牛の種類ごとに肥育のバランスや出荷のタイミングが違うため、お取引させて頂いているお客様のご要望に合わせた"最良のコンディション"で出荷ができるよう、こまめに健康状態をチェックしています。

牧場内には導入牛だけではなく、生まれたばかりの仔牛から育成段階の飼育にも力を入れています。
特に和牛の親子については同じ宿舎で離乳期前まで一緒に過ごせる優しい環境を整えています。

牛たちはデリケートなので餌の残し具合や体調を見て与える食事の配合を変えてあげたり、気質や性格で飼育舎を移動させてあげたりと、居心地の良い環境作りも大切です。

「健康な牛は、よく食べてよく寝る」

肥育に特化した野菜や果物はこれといって与えていませんが、成長に欠かせない"牛の食事"を丁寧に、そして"真面目"に考えています。

牛が喜ぶ体に良いものを"餌屋さん・飼料屋さん"と真面目に考え、主食となる牧草類・配合飼料など、すべて松山牧場オリジナルブレンドに調合されたものを食事として与えています。

また"質の良い睡眠"を促すために、牛床を清潔に保つ事が良い発育と事故防止につながります。
宿舎内は常に大型扇風機で風を送り、湿度がたまらないような工夫をしています。